「ウォーク・ドント・ラン」「2番目の贈り物」「やよ‥‥子猫を拾って愛でて見た \カワイイ/」は腹違いの3兄弟です。
ウオドンが思いのほか20選に選ばれてて動揺してます、愛識です。確かに4段オチは中々ないですけどね。
で、私の作品は「救済」の物語です。
――動画を作り始める時間でもなくなったので、つらつら自分語りです。
処女作ラノマスも突き詰めれば春香を救う物語です。「ラブコメしようとして失敗した」某作品のように、EDで救われなかった春香に対して何らかの救済措置を取ろうと言うのが一応発端です。実際第一話で既に答えは出ています、あれ。既に第一話からループする物語である兆候はありました。
色々紆余曲折はあるだろうけど、最終的には第一話の答えがラノマスの答えであり、春香さんが救われればそれで終わりです。正直言ってその道程は割かしどうでもいいかもしれませんw
さて、GBMのやよいの話も、実際やよいが救われる話です。他の人を援助しつつ、最後は自分が救われる、という話で、よく考えてみると骨子は何も変わっていません。
さらに愛m@sシリーズも基本は救済の話です。「僕がでんわをかけている場所」は電話をかけることで何らかの救いを求める話で、別に全員が全員助かってるわけじゃないですけど、ある意味ではそれなりの救いがあります。
うおどんは、ある側面では救いを求めていますが、一方そんなものはどこにも存在しないというシニカルな立場から描いた物語です。そういった意味で私の作品では珍しいかもしれません。
2番目の贈り物は恐らく私の作品の中で「喪失」と「救済」がはっきりとキレイな形で現れた唯一の作品かもしれません。アイマスは強固な作品なのでどんだけ改変してもやっぱりアイマスなんですけど、その土俵であえてキレイな話を作ったという気がします。そういう意味で一応誰にでも勧められる作品です。
やよ‥‥子猫を拾って愛でて見た \カワイイ/は、そもそも救済を求める資格がない男が如何にして救いを求めるか、あるいはその歪みを描いた作品です。一番悲劇的なのは、ストレートなモノではなく、何らかの理由によりそういう性癖を与えられてしまった人間だというお話。そしてそこには救いもないわけで。遠くからぷぎゃーってしてられるのはまだ幸せなのかもしれません。
「ユメでアイましょう」も亜美と千早の欠落の物語であり、やっぱり救われる話です。
「さむしんぐらいくあろまんす」はなぞですねw ある意味俺の中では珍しいかも。
で、まあ水谷絵理は言うまでもなくひきこもりからの救いがテーマのシリーズです。
「伊織と普通の会話」はなんですかねw 伊織が可愛いからなんでもいいですけどw
PR