http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50852180.html
ここに載ってる西尾維新のインタビューで百物語のシナリオの話がすごく興味深かった。
――ドラマCD『-佰物語-』(ヒャクモノガタリ)ではシナリオを担当されたとお聞きしましたが、いかがでしたか?
シナリオは小説とは書き方がだいぶ違っていて、喋ったときに切れ味がよくなるような配慮をしました。ただ、その時点でキャスティングも決まっていましたの で、もう私がどんなものを書いても皆さんが面白く仕上げてくれるはずという安心感もあり、気負わず楽しくやらせて頂きました。
私は小説もテンションで一気に書き終わらせるタイプで、ドラマCDでは実際に100話を一日で書いたんです。それだけ聞いたら「速いね」なんですが、これ を「二日で書いて」って言われたら無理なんですよ。短距離ランナーみたいな傾向があるので、速く書けるというより速く書くことしか出来ない。最近は腰を据 えて書くことが出来ないというのは欠点だと思い始めています。
100話を一日で書いたという事実もさることながら、「二日で書いて」といわれたら無理というところが非常に面白い。拙作濫造なんて発言が実しやかに書かれていますが、結局人が物を書くペースというのはその人の中のリズム次第なんだなと思った次第です。私もどっちかというとテンション上げて一気に書くタイプだからすごく共感したりした次第。
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