さて、ニコニコは結構いろんな層の人が見ていて
「この人は見てないだろ?」って人もたまーに見てたりするから
侮れません。
でもまあ大体そういう人が見ている動画って、
私たち(と勝手にグルーピング)が見ている動画とは傾向が違うわけで
傾向としては
・実写系
○○してみたシリーズ
オタケンを代表とする体を張ったネタ
・音楽
メジャー曲(ボカロ系、リミックス系を除く)
・PV
市販曲のPV(捏造PVを除く)
・ゲーム実況
オタネタ臭が少なく、初見でも楽しめるもの
・AV(アニマルビデオ)
・料理もの
と、書いてて嫌になるぐらい見ているものが違います。
というか実際書いてて嫌になりましたw
もちろん、私も上記のような動画を見ますが、
主に見ているのはどちらかというと
・捏造PV
・ニコマス
・東方手描き
・ゲーム実況(オタ向け?w)
・リミックス(アニメの曲とか、東方の曲とかの)
・ボカロ
駄目だ、駄目すぎる。俺駄目人間だ。
と、まあ自己憐憫はほどほどにして。
ここで大きな境目として存在しているのは
二次元と三次元、というよりは現実と非現実の壁というか。
前者の動画は現実であり、あくまで人が介入しているということを
意識させるところがありますが
後者の動画はむしろ人の存在を感じさせない面が強いです。
最近では多様な動画があるおかげで、干渉しあわないように
うまく住み分けができているのですが、
稀に後者の動画の中でも「現実(リアル)」を取り入れようとする作品があります。
ニコマスでいえば「教養動画」シリーズ、
ボンテリPの暇つぶしシリーズ、
東方では【東方】萃香のお酒紹介コーナーやキノコを代表とするような作品でしょうか。
まあなんでこんなことを書き出したかというと、「東方社会人」という変態東方シリーズの人が
やってる作品があるんですが、それをたまたま見たからです。
正直言って、変態東方の人にしてはあんまり合わなかったんですが(失礼)
むしろこういう作品が受け入れられる土壌に興味がわいたというか。
つまり、本来非現実的な世界を表現するところに、現実を成分を含めることで
逆に興味を持たせることができるのかなと。
中途半端な感じがして個人的には嫌いというか温く感じるんですが、
そういう2次元にちょっとだけ3次元の要素を混ぜるのは、いいんじゃねとか
思ったり。
私はニコマスの事情ぐらいしかわからないので、ニコマス中心になりますが
たとえば手記Pの動画投稿者を主役にした作品とか、
wakamuraPの「アイドルマスター 私たちは、あなたの操り人形じゃない。 PV風」の様な
メタ視点(?)での作品とか
>なんていうんだろ、コラボMADという存在に対する
>皮肉っぽいメッセージもあったりなかったり。(HPから引用)
TDNPの新作のような普通非現実ワールドでは重くて扱わない題材を
敢えて持ち込んだような作品とか。
東方だと、幻想入りシリーズや、逆幻想入りシリーズ(幻想の住人が現実世界に来ちゃう系)
に顕著ですね。特に力もない一般人が幻想入りしちゃうか、あるいは幻想の住人が
こちらの世界に来て一般人である主人公と関わるみたいな。
こういうのを見ると、
素人が二次元の非現実の世界で、プロの様に作品を作る、ということに
単純に喜んでいた時代は終わりつつあり、今は逆にリアルとの接点をちょっとだけ
感じさせる作品が求められつつある・・のかなとか思ってしまいます。
その反面、「ちょっと未来」シリーズのような、リアルだとはとても言えない
かつてのハーレムアニメのような展開のシリーズが好評だったりもするわけで
二極化、という言葉を思い浮かべしまいます。
そういう風にランキングを見ていくと、少しは面白いかもしれませんね。ほにゃー。
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