絶賛半年中に、何書いてるんだろう愛識です。
所謂ニコマスというジャンルはすでにパイが限られており、ランキングを席巻するような話題作でない限り
それほど新規視聴者がはいってこないと私は思っています。
当然、そうなればニコマスファンという集団の中から如何に票を得るかという話になり、
そこで強みとなるのが固定ファンの存在です。
ニコマスの主軸であるPVを主体とする作品は連続性が薄いので
多くの視聴者はうっすらと作者の名前で記憶しています。
人気のある作者はブログや2ch、コミュニティでの予告、RSSチェッカなどでも
注目されますが、有名Pでも多くの視聴者はアップされてから気づくことになります。
(常に新着までウォッチしているようなマニアを除けば)
主に気づきというのは
①ランキングをチェックし、
②気になる作品をクリック
③タグを確認する
という一連の流れになるのではないでしょうか。
タグ表示機能ついたサイトとかきてれぅチャンネルで確認すればいいじゃん、
などというのは所謂どっぷりはまってる人で、普通の人はランキングから
チェックにいくことが多いと思うので、そこで目に留まらなければアウトです。
つまりこの画面の
作者コメントに好きなPの名前が入ってたからぽちるというのが
多かったりするのではないでしょうか。
(作者※の先頭に名前入れたり、タイトルに識別可能な
何かを入れるのは非常に効果的だと思います)
意図的に自分の名前を売りにしているwakamuraPや
連載シリーズ名を持っている人はこの画面の時点でクリック
される率が高くなるのではないでしょうか。
この手法を多く使っているのはなんといっても実況シリーズで、
個人名をタイトルに使うことが非常に多いです。
なまり実況とか、ボルゾイ企画とか。テクテクシリーズとかとか。
さて、上記は余談なんですが(・・・くそ長いですね)、本題に移って固定ファンという存在です。
上述の流れはアップすれば必ず見てくれるファン層ではなく、
人気があるから見てみようとか、あのPならランキングに載るからわざわざ
チェックしなくてもいいと考えている視聴層のお話です。
世の中には熱心なファンというのが存在し、彼らは
作者のブログや、ニコニコ証券や、RSSチェッカや、きてれぅチャンネルなどを
利用して新作をいち早く確認していたりします。
この固定ファンという存在はPVにもいますが、
架空戦記やノベマスというジャンルに特に多いです。
たとえばこの作品などは固定ファンの存在が非常に顕著です。
この後新作を出してしまったのでマイリスが減っていますが、
この時点でも
再生数:2428
マイリス:118
と非常に低い再生数にも関わらず、非常に高いマイリスを
誇っています。(もちろん、作品内容がすばらしくエロいから
マイリス率が高いというのもありますが)
ノベマスには「シリーズの最新作がでるとチェックしにいく」といった
タイプの視聴者が多く、反対に同じ作者でも短編になると異常に注目度が
下がるパターンがあります。
特に意図的に宣伝をしない場合、本当にあれ?といったことになったりします。
(シリーズ完結した後の作者の短編とか‥‥。うんまあ、自分のことを
言ってるわけじゃ・・ないよ・・。ほら良心の人とかとりとめのない人とか)
私は最近、コラボものといったそれだけで売りになる一部の作品を除けば、
注目度をあげるにはシリーズものは重要だと考えています。
以前はきれいに完結させるのが重要だと思っていましたが、どうも
ノベマスで求められているのは綺麗な完結よりは
ひたすら続くことなのかもとか思ったり思わなかったり。
というのも視聴者の立場に立つと、
「ノベマスの数が多くていちいち新作をチェックするのは疲れる。
自分が今見ているシリーズと、あと話題に上った作品だけみてればいいや」
というパターンが多いと思うからです。
その意味で秀逸なのははらぺこさんで
・シリーズ終了後即新シリーズ
という、いわゆるセーラームーン手法をやってのけました。
まあ私が何を言いたいかというと、
固定ファンを持つというのは重要、
ネームヴァリューは強み、
タイトルの統一性、あるいは連続性、
ってことを意識して
作品を作っていくと少しはマシかもってことです。
あー。半年、終わったorz
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