P「あー、金ねーな‥‥」
伊「あら? どうしたの、プロデューサー」
P「伊織、かね、貸して」
伊「はぁ? またぁ?!」
P「‥‥この間さ、伊織迎えに行ったじゃん」
伊「ああ、仕事のお尻が遅れた時ね」
P「あの時、ガソリン代につかっちゃってさ。金が足りなくなるのは分かってたんだけど、伊織を待たせちゃいけないと思ってさ」
伊「し、仕方ないわね、これ少ないけど使いなさいよね」
や「い、伊織ちゃん~」
伊「どうしたの?」
や「伊織ちゃんのために手作りの手編みのマフラー作ってたら、お金がなくなっちゃって、特売にもいけないですぅ~」
伊「し、仕方ないわね、私のために作ってくれてたマフラーのせいでお金がなくなっちゃったんだから、私が出してあげるしかないわね、これでお肉でも買いなさい」
や「ありがとう、伊織ちゃん!」
小「‥‥伊織ちゃんって都合のいい女って言われない?」
伊「? どうしたの、小鳥?」
小「そう‥‥あなたが、幸せならそれでいいわ」